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薄毛「豆知識」ドクターズコラム⑧
皆様こんにちは。
前回のコラムでは、2種の頭皮施術 「メソナJプラス」「ACRS」をご紹介しました。
薄毛部位の毛髪の量を「水量」に見立て
「入る量(生える毛量)」と「出る量(抜ける毛量)」のバランスでご説明し
「入る量」を一気に増やすための「新しい蛇口をとりつける」という内容でした。
「メソナJプラス」
「ミノキシジル」±「エクソソーム」をエレクトロポレーションで頭皮に導入する。
微弱電流を用いる施術で痛くない。
「ACRS」
自分の血液から抗炎症サイトカインを抽出し、水光注射で頭皮に導入する。 毛包周囲の炎症を抑え 抜け毛を減らす。
今回は「錆びた蛇口のメンテナンス」
発毛力の低下を なんとかできないか
考えていきます。
薄毛の原因に「思い当たること」がある方は多いものです。
例えば
● ダイエットをきっかけに薄毛になった
● 栄養が偏っている
● ストレスが強い
など
狭義のAGAやFAGAは「体質+加齢」によるものなので、いわゆる“不摂生”は根本的な原因ではないのですが、薄毛の進行に影響を与える環境因子となります。
「カロリーが足りていない」
「たんぱく質を摂ってなさすぎる」
栄養状態が悪ければ 身体をすり減らして生活していることになり、毛量の減少を食い止められないでしょう。
「ストレス?」
いわゆるストレスは客観的に評価することが難しく、薄毛との因果関係は証明されていません。
ただし、多忙で睡眠時間が減ったり、うつっぽくなってセルフケアを怠るようであればおそらく薄毛に悪影響があります。
気力の充実しない状態が続くならば一時的に心療内科の力を借りるのも一手です。
意外と知られていない頭皮のダメージもあります。
● 頭皮の日焼け
● 整髪料を付けたまま寝る
● 入浴後 髪をぬれたままにする(自然乾燥させている)
● 1日何回も シャンプーしている
「頭皮の刺激になること全般」がデメリットです。
一般的に頭皮の血流はよいので マッサージは不要です。
やり方次第で逆効果になります。、ヘッドスパはプロにお任せしましょう。
洗髪は頭皮の乾燥や、細かい傷のリスクを伴います。
汚れ具合にもよりますが、シャンプーは2日に1回くらいで十分です。
「皮脂が毛穴に詰まっているから 発毛しない」は迷信です。
まとめると
「身体によいことをする」
「頭皮に悪いことをしない」
当たり前でした。
「これなら できそう!」という気づきはあったでしょうか。
繰り返しになりますが、生活習慣は薄毛の進行を左右する環境因子にすぎません。
薄毛が目に見えてよくなることはないかもしれませんが「自分にできていないこと」がはっきりしてい
るならば、できるところから始めてみてください。
とくに オススメ
● タンパク質を積極的に摂る (肉・魚・卵・大豆)
● 帽子をかぶる
● 髪・頭皮を触る癖があれば、やめる
さらに! できるなら!
● タバコを止める
● お酒を減らす
内臓が元気であれば 皮膚(頭皮)も健康になります。
美容医療で髪のケアをご希望のかたは、ぜひ当クリニックにご相談ください。